CASB(Cloud Access Security Broker)とは?¶
最終確認: 2026-09-29
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30秒で復習¶
- CASB(キャスビー)=会社が使うSaaSの「中で何をしているか」を見張り、制御する仕組み。
- SWGが「どこへ行くか」を見るのに対し、CASBは「何を・どう操作するか」を見る。
- 実務で特に大事なのはテナント制御(会社のM365はOK、個人のOneDriveはNG)。
- 方式はインライン型(その場で止める)とAPI型(保存済みデータを後からチェック)の2つで、併用が一般的。
- Microsoftでは Microsoft Defender for Cloud Apps。
質問:CASBとは?¶
答え: CASB(Cloud Access Security Broker)=会社が使うSaaS(M365、Box、Salesforce等)の「中で何が起きているか」を見張り、制御する仕組み。 SWGが「どこへ行くか」を見るのに対し、CASBは「クラウドの中で何をしているか」を見る。
主な機能¶
| 機能 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| シャドーITの可視化 | 通信ログから、会社が許可していないSaaSの利用を洗い出す | 「営業部で無許可のファイル共有サービスが使われている」 |
| テナント制御 | 同じサービスでも、会社のアカウントだけ許可し、個人アカウントを禁止する | 会社のM365はOK、個人のOneDriveへのアップロードはNG |
| 操作単位の制御 | ダウンロード・アップロード・共有などの操作ごとに許可・禁止する | 管理外の端末からは閲覧のみ、ダウンロード禁止 |
| DLP | 機密情報を含むファイルの共有やアップロードを止める | マイナンバーを含むファイルの外部共有をブロック |
| 設定の監査 | SaaSの設定ミスや、危険な共有設定を見つける | 「リンクを知っている全員」で共有されているファイルを検出 |
2つの動作方式¶
| 方式 | 仕組み | 得意なこと |
|---|---|---|
| インライン(プロキシ型) | 通信の途中で検査する(SWGと同じ経路) | アップロードなどの操作をその場で止める |
| API型 | SaaSのAPIと連携し、保存済みのデータや設定を確認する | すでに保存されているファイルや共有設定を後からチェックする。私物端末からの操作も見られる |
Microsoftでは Microsoft Defender for Cloud Apps がCASBにあたる。
確認したいこと¶
- 社内でどんな未許可のSaaSが使われているか(シャドーIT)
- Purview の DLP と CASB の DLP をどう使い分けるか(DLPとは)